南開大学とその周辺のお勧めのお店

私は天津市の南開大学というところに在籍しております。THEアジア大学ランキングというアジアでの優秀大学を決めるサイトにも必ず上位に入ってくる優秀校です。よって教師陣、授業体制共に整っており高水準、国際交流もさかんで本学にて出版された教材など多数あります。大学は国家重点実験室も持っており国内で最も長い歴史を誇る1つです。歴史、経済、文学、哲学、科学、光学の分野で国内トップクラスの教育・研究レベルを有する「211プロジェクト」指定の国家重点大学でもあります。

また、南開大学は学力とは別の面でも知られています。それは初代国務院総理の周恩来、前国務院総理の温家宝の母校にあたる大学だからです。そのため、在学中どこの大学か聞かれる時には非常に誇らしい想いになります。

その他の自慢と致しましては、大学校内にあるアイスクリーム屋さんです。ここのアイスクリーム屋さんのアイスは非常に濃厚でとても美味しいのです。しかも、1つ2元(約34円)しかしないのです。このクオリティでこのお値段、これは自慢以外の何者でもありません。(尚、2017年にあったお店なので現在の有無は不明です)私は授業後や休憩時間を見つけては足繁く通っておりました。

また、南開大学ですが、やはりこうした自慢できるポイントが多い分日本人を含めた留学生が多く在籍しています。したがって現地ではさまざまな国の方々と交流する機会がありました。結果としましては今まで見てこなかった物の見方をできたり、違った考え方を発見し、自身の視野を広げる事ができました。こうしたことは中国人だけでなく留学生が多い地域、大学でなければできません。

あと、留学生が多いと大学側の歓迎ムードが強いと取れるため、支援等も充実しているように感じます。初めての留学の際、中国語を使わないといけないという思いから留学生が少ないところを選ぶ方も中にはいらっしゃると思いますが、留学生の有無の裏側にはこうした背景もあるので一度考えてみるのも良いかもしれません。

私は色んな人と関わる事ができるのが非常に楽しかったのでこの大学を選んだのは良い判断でした!(大村光輝 南開大学 2020年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。