中央戯劇学院は演劇も学べる!

平日の過ごし方

現在私は基礎クラスで勉強している。月曜日、木曜日が総合中国語、火曜日が発音、水曜日と金曜日がリスニングとスピーキングの授業だ。中国語の授業は午前中で終わり月曜日と火曜日の午後には選択授業がある。中国語の授業で特に難しいのが発音の授業だ。日本語には無い発音ばかりでマスターするのが難しい。しかし発音できるとリスニング面でも発音の違いが聞き取れるようになるので、正しい発音が出来るよう自分の苦手な部分や先生の口の形などを意識してマスターするよう心掛けている。先生も丁寧に指導してくれるので自分にとって大変重要な授業だ。

また中国語がまだまだ話せない自分にとってどの授業も基礎を丁寧に教えてもらえ、尚且つそれを中国語で聞けるというのは非常に有意義である。どの授業もICレコーダーで録音しており復習の時に聞き直してまとめることで、自分の理解したところ不十分なところを整理している。また私のいるクラスは2人だけということもあり質問もし易く先生方の生徒それぞれへの指導も細かい。

午後の選択科目は太極拳と演技基礎である。戯劇の学校ということで留学生も演技を学べる機会がある。私自身芝居を観るのも演じるのも好きなので、こういう機会があることを大変嬉しく思う。現在は演技のワークショップのような感覚でゲームをしたり気持ちを表現したりと毎回違い面白い。

期末には発表会がある予定なので、今後台詞を覚えたり話し合いも必要になってくる。中国語の向上の助けにもなり、これからどのように進んでいくか楽しみである。

学校の企画で行った金山嶺長城

演技の授業

先生の妹さんが経営するレストラン

学校から歩いて行ける故宮

授業がないとき、休日の過ごし方

授業がない時は中国語の勉強または友人達と一緒に話したり、食事をしたり、外に出かけたりと色々だ。友人達と一緒に話している時が私にとって一番楽しい時間であるが、一番中国語を使う時間でもある。

今まで中国語を話す機会がなかった私にとって、中国語を使って会話する機会があること、少しずつ自分の理解できる幅が広がっていくことを感じられることは嬉しいことだ。(神谷真奈 中央戯劇学院 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。