中国のカラオケは、1人単位ではなく、部屋での料金プラン

休日
休みの日には上海の街を観光することもあります。上海は有名な外灘を筆頭に異国情緒を
感じさせる街並みから古鎮のような中国の歴史が残った場所もあり、毎回様々な顔を覗か
せてくれる街です。

観光以外にも友達と外食に行ったり麻雀を打ったり楽しく過ごすことができています。復旦大学の近くに大学路というご飯屋さんが多く立ち並ぶ通りや五角場という大きなショッピングセンターがあるので、普段はそこをよく利用して遊んでいます。

話は変わりますが、先日上海に来て初めてカラオケに行きました。私は日本にいる時カラオケ店でバイトしていたので、日本と中国のカラオケにどのような違いがあるのか少し興味がありました。今回私が感じた違いは3つあります。

1つ目は料金です。日本の場合、多くのカラオケ店において料金は一人一人に課せられる形式なのですが、中国のカラオケは部屋の大きさで料金が変わる形式でした。人数が多ければ多いほど一人当たりの料金は安くなります。しかし私のような1人カラオケによく行く者からすると優しくない料金
設定だと感じました。

2つ目は映像です。日本ではMVではなくカラオケオリジナルの映像が使われることが多いのですが、中国ではそのような映像はなく、全てMVやライブ映像が使われていました。著作権規制の強さがこの違いを生み出しているのかなと思いました。

3つ目は曲の入れ方です。日本ではリモコンで曲を入れるのが主流ですが、中国はやは
りQRコードを読み取りスマホで曲を選択する形式でした。スマホでの決済が普及してい
る中国らしいと感じました。

 

 

 

 

 

 

上海での生活もすでに2ヶ月が経とうとしており、時の流れの速さを実感しています。毎日楽しいことばかりではなく、時には自分の非力さに落ち込むこともあります。しかしそれも留学のひとつの醍醐味と捉え、1日1日を大切に過ごしていこうと思います。(天野翔太 2023 復旦大学)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。