北京語言大学は授業の種類の豊富さが魅力

北京語言大学の特徴

北京語言大学は北京市の海淀区にある学校で、北京大学や清華大学などのある中関村エリアに位置しています。中国のシリコンバレーと言われるような地域である中関村は私も一度訪れたことがあるのですが、そこでは中国の最先端技術の見学をしました。しかし北京語言大学に実際に訪れたことはないので、大学の公式HPの引用のような説明になってしまいますが、自分の体験したオンライン授業から感じた様子なども踏まえつつ、紹介したいと思います。

海淀区图书城(2019)本屋や技術展示の建物が様々

 

 

 

 

 

 

 

 

北京語言大学は国家重点大学の1つであり、HPによれば中国で唯一の中国語の国際教育と留学生向けの中国語・中華文化教育に取り組んでいるとされています。また、北京語言大学出版社から出されている教材はよく使われていると思います。私の大学でも採用されていましたし、教材の種類も豊富だと思います。著名な卒業生の方々の出身も様々です。私のクラスメイトも15人程しかいませんが、大体違う国から授業を受けています。日本人も多いかと思っていましたが、私の予想より少なかったです。

北京語言大学

 

 

 

 

 

 

 

 

個人の感想

以前中国語の先生が、中国語を学ぶならそれに特化した大学に行った方がいいとおっしゃっていたのですが、語言大の授業を受けていて確かに的を射ていると言えるのではないかと思いました。他の大学の授業を受けたことはないので一概には言えませんが、中国語を学びたいと思っている人に語言大はお勧めできると思います。

実際に授業を受けていて、授業の内容が豊富だと感じます。ひとえに中国語を学ぶといっても文法、リスニング、ライティング、読解などの技能に分けられますが、それだけでなく文化や地理なども学ぶ機会があります。

そして先生の対応が的確だと思います。今はオンラインなので実際に教室で勉強するよりはどうしても少なくなってしまうのですが、そんな状況下でも私たち生徒が発言の機会をより多く持てるように授業の仕方が変わったり、生徒の状況を考えてくださっていることが伝わります。

実際北京でのキャンパスライフをおくったことがないので、自分の経験からというわけではないのですが、私が北京語言大学を志望した理由の1つとして、「北京にある」ということが大きかったです。北京は標準語を学ぶには適した場所に違いありません。でも他の場所で勉強するのもそれぞれ魅力があるし、中国留学を考えるにあたって悩むところですよね。

北京語言大学は中国語学習の環境としてとても良いと思っています。何かの参考になれば幸いです。(大塚萌々 北京語言大学 2019年)

 

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。