浙江大学の語学クラスの様子

さて、今月もレポートを書く時期がやってきました。「えっ、もう一ヵ月?」という感じです(先月も言っていましたが…)。授業が始まった当初、私たちのクラスはそれほど仲が良いというわけではありませんでしたが、今では打ち解けて、授業後よく一緒に昼ご飯に行きます。

語学クラスはレベルが1~6まである中、私のクラスは3班で在籍数は25人ほどです(実際に出席しているのは20人くらい?)。国籍は多い順に韓国、インドネシア、日本、タイ、フランス、ドイツ、イスラエル、イエメン、カザフスタン、イギリス、スロバキア、イタリアとかなり国際色豊かです。ヨーロッパ国籍の学生の中には華僑も多いです。日本の大学では、自分の授業がある教室に行くことに慣れていたので、毎日同じ教室で、クラスメイトがいる環境は高校のようで新鮮です。授業後は、クラスメイトと宿題をやったり、ショッピングに行ったり、図書館へ自習に行ったりと様々です。口语(スピーキング)のクラスでは3回に1回ほどグループでの発表があるので、その準備で集まったりもします。また週に一回、他のキャンパスで中国語コーナーが開かれているので、毎回参加しています。

休日はルームメイトと出掛けることが多いです。ルームメイトはスロベニア人なのですが、衛生感覚など似ているところも多く、一緒にいて楽です。先日は、ルームメイトの友達の中国人の田舎に遊びに行かせてもらいました。

のんびりとした田舎の原風景

 

 

 

 

 

 

 

初めて見る中国の農村で、採ったばかりのさとうきびを生のままかじったりと、面白い経験ができました。

サトウキビの写真:そのままかじって、水分だけ吸ったらプッと吐き出します。土に還っていくのでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またその日は村の祝日だったので、豪華な食事をご馳走になりました。

食事の写真:他の地域に住む親戚など、たくさんの人が来ていました

アヒルの頭の写真:そこまで食べるの?というお品もあります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来週からいよいよ中間試験が始まります。その試験後、クラスメイト11人と四川省へ旅行に行くので、今はその計画立てで忙しくしています。11人という大人数に加えて、お互い片言の中国語で会話しているので、意思疎通は大変です(笑) もし全員が同じ母語話者であれば30分で決まるであろうことが、4時間くらいかかったりします。言語は本当に大切だなぁ…と身に染みて感じます。ただ、そんな風に時間をかけて、試行錯誤しながら話し合うのも留学の醍醐味です。来月も忙しく、楽しくなりそうです!(外舘祐希 浙江大学 2019年)

休日の朝はルームメイトとブランチに行くこともあります。

2クラス合同で西湖へウォーキングに行きました!

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。