北京語言大学のオンライン授業

北京語言大学では3月末からオンライン授業が始まり、今ではアプリなどを活用してライブ授業など本格的に授業が進んでいます。中国でクラスメイト達と楽しく勉強したり遊ぶことはできませんが、外出自粛の中中国語の勉強が続けられることに感謝したいと思います。

授業体制ですが私の選択した授業では一課が終わるごとに先生がライブ授業を開いてその課の解説をし、それから生徒たちの質問等に答えるといったシステムです。会話の授業など話すことを目的とした授業では事前に先生がテーマを決めライブ授業までに5分以内の口頭でのレポートなどを発表する授業もあります。又、普段の授業では毎日メールが送られてきてパワーポイントでの解説、教科書の音声データ、宿題のワード、教科書のpdf、youkuの動画url、動画のパスワード(ほかの人が見られないようにyoukuの授業動画にはパスワードがつけられています。)が授業のある曜日ごとに送られてきて自分で勉強を進める形になります。

主に授業で使っているapp                                    ライブ授業の様子

 

 

 

 

 

 

また、今後の学校の予定に関しては、授業が始まるのが遅かったのもあり今後のすべての祝日も休みはなしで通常の授業をし7月3日で授業を終わらせ5日から期末テストをするという事になりました期末テストに関しては、それまでに中国に戻れない場合は又方法を考えて実施するそうです。

なにはともあれ、こうした何もできずに家にいる時間を少しでも勉強でつぶせるというのは不幸中の幸いです。中国、韓国はかなり状況が回復傾向にあるので早く日本国内も回復してほしいです。(田中桃子 北京語言大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。