華東師範大学は留学生が多く、クラブ活動も活発

まず、私の留学した大学は上海市普陀区にある華東師範大学です。大学は3,4,13号線の通る金沙江路から徒歩で10分ほどのところにあります。また、校門の前にはバス停があり、交通の便がとても良いです。そして、大学近辺にはグローバルハーバー(环球港)と呼ばれる大型ショッピングモールがあり、服から雑貨、アクセサリー店などがあります。授業が終わりにクラスメイトと昼ご飯食べに行くのに利用していました。大学構内にもコンビニや雑貨店、美容院などがあり、文房具や日用品を購入するのに使っていました。

また、大学は闵行と普陀、2つのキャンパスがあり、私は普陀キャンパスを利用していました。普陀キャンパスには運動場が2つあり、自由に使えます。また、バスケットボールのコートやバレーボールのコートがあり、お金が払えば使えます。私は運動場で友達とキャッチボール等をして遊んでいました。学習面では、図書館は24時まで開館、自習室のある国際交流センターなどがあり、勉強に集中できる環境が十分に整っていました。

華東師範大学への留学をオススメする理由は他にもあります。留学生の数です。日本や韓国、からの留学生が最も多く、他にもインドネシアやドイツ、タイ、イギリスからの留学生が中国語を学びに来ています。その留学生と交流する行事もあります。11月には国際文化祭が開催され、様々な国の食や文化に触れあうことができます。新年会なども開催され、奨学生の表彰や立食パーティーなどが行われています。他にも、スピーチコンテストやフィールドトリップなどの行事があり、そこで留学生との交流を楽しめます。

去年の国際文化節の様子。自国の伝統衣装を着ている。日本は浴衣を着てたこ焼きを売っていました!

 

 

 

クラブ活動が盛んなのもオススメの理由の一つです。私は剣道をしていたので、大学の剣道クラブに所属していました。他のクラブ会員は全員中国人で、大学生から社会人まで、多くの年代の中国人と剣道を通して交流しました。他にも、留学生のみのクラブや、中国人、留学生関わらず楽しめるクラブなどもありました。バドミントン、サッカー、ダンス、ヨガ、卓球、テニス等、いろんなクラブがあります。運動を通して留学生と交流できます。(島村雅子 華東師範大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。