今回は私の通っていた東華大学の特徴、自慢について書いていきます。
まず、東華大学は服飾で有名な学校の一つです。学校内には上海纺织服饰博物馆が併設されています。ここでは少数民族の伝統衣装や古代中国から近代中国の衣服の歴史を無料で気軽に見学することができます。本科生でなくとも、授業でこの分野に触れることがあるので、伝統衣装やファッションに興味がある漢語学習者にとっておもしろい経験になるのではないでしょうか。
次に日本人学生の少なさも特徴の一つかと思います。具体的に何人いるのかは分かりませんが、私は大体1クラスに1人いるかいないかぐらいのレベルだと感じました。前の学期に別の学校に通っていた友人も、この学校では日本人学生に会うことが滅多にないと言っていました。おそらく知名度があまり高くないのだと思います。実際中国内であってもこの大学を知らない方が結構いました。とはいえせっかく留学に来たのだから、日本人同士で集まるのは避けたいという方がいたら、東華大学も選択肢の一つに入れてみてはどうでしょうか。
最後にもう一つ、立地も非常に大切な要素かと思います。東華大学は上海中心部に位置していて、地下鉄3,4号線の延安西路駅まで徒歩5分ほど、71路という渋滞知らずのバスが止まる凯旋路まで3分ほどでたどり着くことができます。授業が終わったら、すぐに上海の様々な観光地に出かけられることはもちろん、授業で学んだ実践的な会話を即アウトプットできる環境も東華大学の魅力だと思います。
以上が私の感じた東華大学の特徴、自慢です。その他にも、授業、先生、留学生へのサポート面など、東華大学をお勧めしたい理由はいくつもあります。今後中国への留学を考えている方々の参考になれば幸いです。(佐藤大介 東華大学 2019年)