日本人が知らない最先端の中国テック事情
現在私が中国で生活している中で、流行していると感じたのは拼多多というEコマースのプラットフォームです。共同購入によって低価格で商品を手にすることができる仕組みなので、WeChatやWeiboといった中国で普及しているSNSで商品の情報を共有している書き込みをよく目にしました。個人的には11月11日の日本でもよく知られた独身の日、タオバオに匹敵する勢いで盛り上がっていたのがこの拼多多なのではないかなと思いました。そして間もなく12月12日の双十二、まだまだ拼多多と中国のEコマース市場からは目が離せません。
次に、私自身関心のあることは中国の伝統衣装です。もともと興味はありましたが、授業でこの話題を扱う機会があったので、より関心が高くなりました。また私の通っている東華大学は服飾で有名な学校の一つで、学校内に上海纺织服饰博物馆が併設されています。
ここでは少数民族の伝統衣装や古代中国、近代中国の衣服の歴史を学ぶことが出来ます。見学しているとやはり現地に行って実際に見てみたい気持ちが強くなってくるので、長期休みの際には雲南や広西に行ってみようかなと考えています。ちなみにこの博物館は無料で気軽に見学できるので、東華大学に来られた際には足を運んでみてはいかがでしょうか。最近は漢服のブームも熱くなっているので、キャンパス内で流行に敏感な東華大学の学生が普段着として着用している姿を見ることもできるかもしれないです。
11月も後半。上海輸入博覧会、独身の日等のビッグイベントも終了し、少しずつ冬の到来を感じるようになってきました。ただここ数日は朝晩冷え込むことが多く、その寒さが続くかと思えば急に20度前後の過ごしやすい気温に戻ることもあります。気温差から体調を崩す人も多く、私のクラスでは風邪が流行しています。体調管理に気を配り12月も一生懸命努力し、精進していきたいと思います。(佐藤大介 東華大学 2019年)