昆明は都会な部分と自然な部分が両方あって、暮らしやすい

私が暮らす街ー雲南省 昆明ー

私は雲南省の近代的な省都である昆明市で留学していました。大学の周りには、安くて美味しい飲食店や銀行、薬局など生活に必要なお店が揃っていてとても便利でした。また、交通の便もよく、バスに乗って様々なところへ行きました。バスには時刻表がなくて初めは驚きましたが、何台も走っていて次々来るので少し待つだけで乗ることができます。また、タクシーや自転車もアプリで簡単に乗ることができるのでよく利用しました。近くに西山という山や翠湖、滇池があって自然もきれいな場所です。西山には二回登り、湖や池の周りはよく散歩しに行きました。都会な部分と自然な部分が両方あって、暮らしやすいのでとてもおすすめな場所です。

「园西路」という飲食店がずらっと並んだ場所。大学に近く、いつも学生でにぎわっています。

西山の山頂から見た景色で、雲南省最大の湖の「滇池」が広がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雲南省は、観光地としても有名な場所です。私は、国慶節を利用して麗江と大理に高鉄で行きました。窓口で高鉄のチケットを買ったり、ツアーの予約をしたりなど初めての経験が多く、分からないことだらけで大変でした。麗江は留学前から行きたいと思っていた場所で、念願がかなって嬉しかったです。写真で見ていた通りの綺麗な景色が見られたこと、ホテルの人と仲良くなって沢山話したこと、その場所の様々な文化に触れられたことが大切な思い出になりました。留学中に時間を見つけていろいろな場所に行った方がいいなと身をもって感じました。中国語を使う機会になるし、別の地域の文化を自分で見て聞いて知ることができます。まだまだ行きたい場所があるので、また絶対に訪れたいと思っています。

麗江古城で見た、ナシ族に伝わる「トンパ文字」が書かれた提灯。

 

「虎跳狭」という世界遺産にも登録されている峡谷。水の流れが速くすごい勢いで圧倒されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと一か月弱で一年間の留学が終わろうとしています。半分は日本でのオンライン授業になりましたが、貴重な時間になりました。オンライン授業は心配でしたが意外にもやりやすく、対面よりも緊張しないので積極的に参加できています。残りも気を抜かず最後まで頑張ろうと思います。(後藤真由子 雲南大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。