授業以外の自分で使える時間が多く、どう使うかが大切

留学前期を振り返って

8月から始まった留学生活。初めのころは、寂しさと今後の不安で食事ものどを通らなかったです。しかし、今では沢山の友人ができたこともあり、様々な経験ができ刺激が感じられる今の生活がとても好きで楽しいです。留学生活は、思っていたよりも自分で使える時間が多くあります。それをどう使うかで充実度も変わってくるのではないかと感じます。

私の場合、授業が午前中にしかなかったので昼からの時間がたっぷりあり初めの頃はどう過ごせばいいのか分かりませんでした。勉強という選択肢はありましたが、それだけだと毎日が単調でつまらなく思えて仕方なく、なんとなくランニングを始めてみました。大学の近くに翠湖という湖があり、その周りを二周するというのがその日から毎日の日課になりました。走るのはあまり好きでなくどうせ続かないのだろうと思っていましたが、この時間は今では毎日の大切な時間になり、気持ちの整理ができる貴重な時間です。留学して気づいたのは、こういう時間、つまり自分が勉強以外に安らげる時間や楽しめる時間を確保することが大事なのだということです。ランニングで前向きになれ、運動不足も解消できて一石二鳥です。

暖かい地域なので湖にカモメが来ます。

湖の周りには踊っている人が沢山います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このような景色を見ながらランニングするのはとても楽しいです!

留学したことで、多くの自分が持っていたイメージが変わりました。留学するまで、外国人と触れ合う機会が全然なくて正直、文化の違いや言葉の問題で友人関係になれるのか心配していました。しかし、実際に関わってみると中国人も留学生の皆も何も変わらなくて、すぐに良い友人関係が築けました。勝手に自分が身構えてしまっていただけだと気づかされ、実際に会って話をして経験する大切さを感じました。

留学に行ったことで、多くの発見があって、絶対に日本にいたら気づけなかったことを気づけたことが今は留学して最も意義があったことではないかと感じています。普段は気の合う、決まった人と行動することが多いのですが、新しい人や自分と違う価値観・文化を持つ人と関わる事が増え、自分を見直せたし、何より楽しいです。この貴重な時間を無駄にしないように残りの半分を過ごしたいと考えます。その中で改めて日本の良さを感じたり、他国のいい部分を知って自分のプラスにできたらいいなと考えます。

大好きな先生とクラスメート。

中国人の友人と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がこの半年を振り返って時間を有効に使えていたのかと考えると、楽な方に流されていたところもあったと思います。たまに孤独で辛いと感じる日もありますが、留学が終わった時に自信をもって「精一杯頑張った、後悔はない」といえるように積極的に動いていきたいです。(後藤真由子 雲南大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。