最初は宿題が何かもわからず、〇〇をこなすうちに…

留学中に発見した私の独自勉強法

留学中は特に授業の予習を重点的にしていました。授業開始当初は本文の内容もよく理解できていないまま授業を受けていた上、先生が何を言っているかもわからないという状況でした。宿題がどれなのかも分からず、毎回クラスのWeChatで班長が宿題の場所を送ってくれていたのでそれを見て確認していました。留学中はもちろん中国語を中国語で勉強します。単語や文法の説明も中国語で、もちろん教科書も中国語です。

はじめは授業についていくのに行くのに必死で、教科書の本文を日本語訳したりしていましたが、中国語を中国語で理解できるようになりたいと思い、日本語に頼りすぎない勉強方法を心がけていました。はじめは授業で当てられてもうまく答えられなかったり、内容についていけず悔しい思いもしましたが、授業の進め方にも中国語での授業にも慣れ、積極的に授業に参加できるようになっていました。私のクラスでは新しい課に入る前に听写の小テストと本文の内容を理解してきたかの確認がありました。听写で満点をとるとクラスのwechatグループに写真が貼られたので毎回小テスト満点をモチベーションに勉強していました。

授業中の写真がなかったのでテスト中のクラスの様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息抜きには哔哩哔哩(bilibili)や抖音(Tiktok)など動画アプリをよく見ていました。Bilibiliにはup主という動画クリエイターが動画を配信していたり、番組やアニメなども見ることが出来ます。₍日本国内では視聴できる動画に制限があります₎Youtubeと同じようにメイク動画や旅行先でのVlogなどもアップロードされているので自分の関心のある内容の動画から中国語を学ぶことが出来ると思います。その中でも「非正式会谈₍bilibili₎」「爸爸去哪儿(爱奇艺)」「幸福三重奏(腾讯视频)」という番組がお気に入りでよく見ていました。名探偵コナンは中国語吹き替え版があるので中国人の友人と推理しながらコナンの映画を見ていました。

今は「青春有你2(爱奇艺)」を毎週の楽しみに見ています。日本からでもアプリがダウンロードできるので興味のある方はぜひ見てみてください。

留学を中断し日本へ帰ってきて2か月が経ちました。今は中国人と話す機会どころか、外に出ることさえできない状況です。中国語を忘れないようにと勉強していますが自分の中国語力が落ちているのを実感しています。家にこもりっぱなしに加え、日々入ってくるコロナウィルスのニュースに不安が募るばかりですが中国の好きなアーティストや番組、ドラマや映画などを見て気分をあげつつ勉強に励んでいきたいと思います。(河合佑香 杭州師範大学 2019年)

よく使っていた中国のアプリ

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。