積極的に参加しないと中国人の友人はできない?

意外とネイティブの友人を作るのって大変・・・?

留学生活において中国人との交流はとても重要です。留学をしてるといえど、ただ単に授業を受けてるだけでは中国人の友人はできないし、交流の機会も少ないです。私も留学に来てすぐは中国人の友人がなかなかできませんでした。

しかし、大学の行事に積極的に参加していくうちに沢山の中国人の友人や先生方との関わりができました。小学校での外国人講師のインターンシップでは、毎回の授業で日本語学科の本科生がサポートをしてくれ、その友人とは特に仲良くなりました。春節には友人の実家に招いていただき、学期終了から2週間その友人で過ごし、年を越しました。家族との大切な時間を私がお邪魔してもいいのかと申し訳ない気持ちもありましたが、とても楽しく2週間過ごさせていただきました。中国人との深い関わりがなければ、このような中国人の都市越しの経験はできなかったと思います。

春節の時に友人とご飯を食べた時の様子。20人程の親戚の方と食事をさせていただきました。红包もいただいてしまいました。

サークルでも沢山の出会いがありました。私は大学のダンスサークルに所属しているのですが、ダンスサークルのメンバーと共に練習していく中で仲良くなっていきました。ダンスの練習を始めたばかりの頃、コーチの言っている中国語が理解できず心が折れかけていましたが、メンバーが練習開始前に早く来て一緒に練習してくれたり、英語を使って教えてくれました。慣れ始めた頃には毎週2回の練習とサークルのメンバーに会うが日々の楽しみになっていました。ピリピリ緊張感のある練習の時もありましたが、ステージ発表に向けてみんなで何かを作り上げるというのは何よりも楽しいですし、達成感があります。サークル外でも、参加した歌唱大会や料理大会を身に来てくれたり、ご飯を食べに行ったり、タピオカを飲みに行ったり、友人としても付き合いをしてくれます。

ダンス発表後の記念写真

私の中国語はまだまだなので、話している最中にケータイで意味を調べる手間があったり上手く意思疎通が出来ない時もあります。中国語が流暢でない私と話すのはきっと疲れると思いますが、それでも仲良くしてくれる周りの友人…恵まれているなといつも感謝しています。そしてもっと友人と深い話ができるように勉強を頑張ろうと思わされます。
残り半年の留学期間も友人と沢山遊び、学び、沢山中国人の方と交流していきたいです。(河合佑香 杭州師範大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。