小学校で日本文化と日本語を教える活動に参加

中国留学も2か月が経過

中国で留学生活が始まってから、もうすぐで2か月が経過すると思うと時の速さに驚きます。最初は手続きに手間取っていたりもしましたが、約2か月が経過し中国の生活にも慣れて、充実した留学生活を送れています。10月の1週目は国慶節で1週間学校がお休みだったので、中国留学中で日本の大学のクラスメイトと青島へ行きました。青島ビールが有名ですが、崂山という山からの景色に鳥肌が立つほど感動しました。頂上まで上り下りするのが大変でしたがそれもいい思い出です。

私のクラスは火曜日を除く毎日8:05-11:25の2コマの授業、火曜のみ8:05-14:50(2Hの昼休憩あり)の授業形態となっています。私はHSKの補講に申し込んだので火曜と木曜は15:05-17:25まで授業を受けています。授業が終わった後は友人とお昼ご飯を食べて、部屋で少し休憩してから教室で自習をするのが基本的な過ごし方になってきています。遠いし人が多くて図書館があまり好きではないのと、教室が寮と同じ建物の中にあり便利なため教室で勉強することが多いです。

大学の近くの一点点。韓国人のクラスメイト二人とお昼ご飯帰りに購入しました。

ダンスサークルに参加しているので毎週火曜水曜の夜8:30-22:30はサークル活動をしています。中国語も下手ですし、ダンス経験0の状態で参加しましたが、メンバーは温かく迎え入れてくれました。私に気にかけて優しく話しかけてくれるお陰で楽しく活動できています。

また、毎週水曜日は小学校で日本文化と日本語を教える活動に参加させていただいています。その時の様子です。小学3年生のクラスで毎回一時間半、中国語で日本文化と日本語を教えています。
いかに生徒に楽しんでもらえるか、日本にもっと興味を持ってもらえるか、毎週授業の内容を考えるのと練習するのが大変ではありますが、中国留学生活で一番楽しい時間がこの外国人講師をしている時間です。みんなからのお手紙、授業中に頑張って勉強している姿、小学生の純粋な笑顔を日々の勉強の励みにしています。

週末は基本的に部屋で過ごすことが多いです。今月は国慶節や運動会などの影響で土日のどちらかに補講がありました。天気のいい日には、大学の中や大学近くのスーパーは少し高いので少し遠出して自転車で大きいスーパーへ行き、1週間分の必要なものをまとめて購入しています。日々引きこもり気味な私ですが、先日は2週間ぶりに地下鉄に乗り、灵隐寺というお寺へ行きました。そこで「中日友好」という文字が刻まれている空海像を見つけました。こんな立派な日中友好のシンボルがこんな所にあるとは思いもしなかったので驚きました。
留学中は中国語の勉強だけでなく、中国人との交流を通して、自分も日中友好の懸け橋になれるようこれからも頑張ろうと思いました。(河合佑香 杭州師範大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。