留学中の効果的な3つの勉強法

ニューノーマルな環境下での学習法

新型コロナの影響で、南京大学のネット授業が始まり1ヶ月以上が経ちました。こうしたネット授業によって、毎日中国語を使える時間を確保するよう心がけて生活しています。
私の中国語学習法ですが、主に3つあります。1つは授業の勉強。予習や復習で時間がかかることもあります。2つ目は中国語検定の勉強。現在準一級に向けて勉強中ですが、覚えるべき語彙が非常に多いため、授業以外に自分でやらないと覚えきれないと思っています。そして3つ目がニュースやドラマなどを観ることです。これらは真面目に観るというよりも、気晴らしに楽しんで観ています。なので今回は私のオススメ学習コンテンツを紹介します。

ニュースはwechat公式アカウントの人民日报の新闻早班车を毎朝見聞きするのをルーティンにしています。5分ほどの短い時間に1日のニュースが詰まったものなので、スピードも速く語彙も難しいため、未だに文章を見ないと厳しいです。ある程度のスピードで漢字を見ずに理解できるように、頑張っています。

新闻早班车のニュース画面

 

 

 

 

 

 

 

 

オススメのドラマは爱情公寓です。10年ほど前から中国人の若者層に人気のホームコメディドラマです。このドラマは第5期まであるのですが、面白いので単に全話観ただけでなく、何度も繰り返し観ています。私の場合、このドラマで学んだ中国語は多いと思います(笑)

今年に放送された爱情公寓5 全36話 爱

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つ紹介するのは、ドキュメンタリー番組の我住在这里的理由(私がここに住む理由)です。番組の会社が南京にあることから、南京に留学が決まった頃にこの番組を知りました。日本に住む中国人、中国に住む日本人を密着取材する番組です。日中のドキュメンタリーであり、字幕も付いているため中国語学習としても観れます。

我住在这里的理由はYouTubeやbilibiliでも観れます

以上が私のオススメしたいものでありますが、大事なのは自分が面白いと思ったもの、興味のあるもので学ぶと意外にも長続きするのではないでしょうか。これからも楽しみながら中国語を学んでいきたいと思います。(飯塚真央 南京大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。