前期に取り組んだ南京でのボランティア活動
早いもので前学期が終わり、長い冬休みに入りました。今回は私が中国人との交流で前学期行ってきた活動について簡単に紹介していきます。
留学が決まった当時、南京に知り合いがいなかった私は出発前にネット調べて訪問しようと決めていた場所がありました。その場所とは南京日本文化交流センターです。
このセンターは2年前にできたばかりですが、日本語教育のみならず、定期的に日本人と中国人の交流会が行われている所です。私はこのセンターでなら中国人と交流することができると思い、南京に来てからすぐに日中交流会に参加しました。交流会の内容は、餃子作りや書道や相互学習など毎回違ったものが企画されていて面白いです。
センター長と副センター長には毎週のようにお世話になり、今でもボランティアとして日本語教育や活動のお手伝いをさせていただいています。
ここでの活動の中で特に印象深かったことは南京師範大学で留学生ボランティアとして日本語を教えたり、他大学の学生と交流することができたことです。実際に日本や日本語に興味はあるが、普段は日本人と関わる機会がない学生と日本語と中国語を使って交流できたことは相互理解にもつながりました。日本語教育に初めて携わってみて、日本に興味を持って日本語を学びたいと思う学生が多くいることが嬉しく、自分の中国語力もより上げていきたいと思いました。
そしてもう一つは南京大学における日本語クラブでの活動です。こちらでも同じように日中交流会などが行われており、日本文化紹介として中国人学生に日本の正月について紹介しました。私にとって中国語で中国人学生に向けて文化を紹介するというのは実際に授業でのプレゼンを活かすことができたため良い機会でした。
南京大学で留学していて思うことは、やはり授業などを受けているだけではなかなか中国人学生と知り合うことは難しいということです。ですが大学の外やクラブ活動に目を向けてみると意外とチャンスがあることに気づきました。来学期もこうしてチャンスを得ていきたいです。(飯塚真央 南京大学 2019年)