北京での過ごし方 散歩がおすすめの理由

私が授業のない時間に外に出かけるときは、食事や散歩を主に楽しんでいます。食事につ
いては以前のレポートでも触れてきたので、今回は散歩について書こうと思います。

散歩のしやすい街「北京」の道路は平坦で、とても歩きやすいです。東京とは違い、どの場所を散歩していても傾斜が急な坂にあたることはほとんどありません。日本にいたころから歩くことは比較的好きな方でしたが、北京で暮らしてから、さらに散歩が好きになりました。

北京の6月はとても暑く、最高気温が40℃近くなることもありましたが、朝10時まで、または夜7時以降は20℃台まで下がることがほとんどなので、授業外の時間に散歩してリフレッシュしています。観光名所に行った際には、ぜひ周辺を歩いて見てみることをおすすめします。

また、中国の都市はシェアサイクルの普及率が高いので、シェアサイクルを利用して街を移動するのも、電車に乗っているだけでは見られない景色を見ることができ、楽しいです。(※安全には注意が必要ですが…。)

あてもなく散歩をすることも楽しいですが、北京の公園や住宅地では、夜になると広場舞が開催されていることも多いため、人々の踊りを見に行くことを目的にするのも楽しみのひとつです。輪の外側で踊りたそうにしていたら、輪の中にいた人が話しかけてくれて、踊りを教えてくれることもありました。

散歩や公園を楽しむにあたっては、特に春夏は蚊に注意が必要です。中国の蚊は日本の蚊より刺された時の腫れが大きく、痒みも強いです。さらに、一度腫れが引いても数日後にまた痒みが出ることもあります。また、一度掻いてしまうと痕が残りやすいです。そのため、外で遊ぶ時には、虫除けをしていくことをおすすめします。


学校外で散歩するのも楽しいですが、遠くまで行く気分でない時は学内で散歩をすることもあります。学内のグラウンドは夜になると、芝生に座って友達と談笑したり、ランニングやウォーキングをしたり、たくさんの人が様々な目的で利用しているため、気軽に利用することができます。(市川桃子, 2024年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。