留学前期終了で中国の映画を見て聞き取れたことを実感

2月末まで学校は春休みで授業は無く、3月に入るとすぐ後期が開始されました。授業と時間割は前期と変わりなく、授業の方法も変わらずDingTalkというLINEにzoomの機能が付いたようなアプリを使用して受講しています。

オンライン留学中、中国に行けずともなるべく機会を見つけ何か中国に関することに触れたいと思っているのですが、3月はちょうど滞在していた福岡の総合図書館にて「中国映画の展開」という1930~90年代にかけて中国で製作された作品が上映される企画が行われており、訪れました。

時間が合わず期間中に1本しか見ることが出来なかったのですが、知らなかった中国映画について、また1930~90年代の中国について触れることができました。私が見た作品は張芸謀監督、鞏俐主演「秋菊の物語」(1992)で、当時施工されたばかりの行政訴訟法が取り上げられています。内容も興味深く、都会の様子と農村の様子が対照的に、素敵な映像で残されていたことも印象に残っています。同じく張芸謀監督、鞏俐主演の作品「活きる」(1994)も2年ほど前に見て当時とても心に残った記憶があるのですが、改めて見直したいです。

「春江水暖」や「在りし日の歌」など最近製作された中国映画も興味深い作品が多く、積極的に見て知見を広げていく一つの手段として活用していきたいです。また、以前よりも少し作品内で何を言っているか聞き取ることが出来た実感が少しあり、より一層中国語の学習も懸命に取り組んでいきたいです。(小林凜 広西大学 2020年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。