中国人の春節の過ごし方(北京編)

1月の1週目に試験があり、試験の終了後は2月末までの春休みに入りました。そのため2月は授業は無く、自主学習に励む期間となりました。

2月は中国の最大の行事と言われる春節の時期で、春節について実際の過ごし方をレポートしたかったところではありますが、叶わない為、中国人の友人に春節の過ごし方について聞いたものをレポートとします。

友人は北京出身で、いつも春節は北京の家族と一緒に過ごすそうです。みんなで餃子を包み、その餃子を食べながら「中国中央電視台」で放映される「看春节联欢晚会」を見るのが恒例だそう。「看春节联欢晚会」は中国の紅白歌合戦のようなもので、中国はテレビのチャンネルの数が50以上と日本に比べ非常に多いのですが、この日は多くの人がこの番組を見るのだそう。

そして、テレビを見ながらまた翌朝に食べるための餃子を包むそう。その餃子の中には一块钱あるいは一毛钱ほどのお金を包んだものを作り、それが当たったらラッキー、というイベントがあるそうです。

また、春節後の今年の26日は元宵节でした。その日はみんな胡麻団子を食べるそうで、微信を見たら、他の中国人の友人もお団子の写真を投稿していました。(小林凜 広西大学 2020年)

(友人が微信にあげていたお団子の投稿)

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Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。