授業後につながれないのがオンライン留学の課題

1、クラス分けテスト

6月末にテストが行われ、春学期が終わりました。6割以上正解していれば今より一つ上のクラスに上がることができるようで、秋学期には上のクラスに入れたらいいなと思っています。私の場合はクラス分けテストが大学の期末試験と重なってしまい、復習しきれなかった箇所があるのが心残りです。やはりその日のうちに復習したり、疑問を解決するのが一番だと痛感しました。また、先生から春学期に習ったことをきちんと復習すればHSK4級に合格できると言われたので、夏休みにチャレンジしてみようと思います。

2、オンラインでの留学生同士の交流

オンライン留学にもメリットは沢山あると思いますが、オンラインでの国際交流というのは今後の課題であるように思います。私自身、授業以外の時間に留学生同士で交流したことはほとんどありません。それでも留学が始まったばかりの頃は、他の留学生からWeChatで連絡が来て自己紹介をし合ったり、HSKの勉強法をシェアしたこともありました。

私が留学生同士で話して感じたのは、どの留学生たちも国際交流したがっているものの、方法が見つからない・分からないということです。授業中やWeChatでは皆とてもフレンドリーで、留学生同士励まし合って勉強している感じですが、それきりになってしまいます。オンラインであっても、何か国際交流のイベントや企画があれば、より「自分は留学しているんだ」という実感が得られると思います。これは留学する大学によるかもしれませんが、そういった機会が今後増えていけばオンライン留学に対する見方も変わってくるかもしれません。(長田知実 外交学院 2020年)

春学期最後の授業で写真を撮りました

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。