友人関係の充実が留学生活の充実に

中国留学を終えて、非常に寂しい気持ちに駆られております。しかし、充実した時間でした。学ぶものもたくさんありました。やはり留学というものは人生においてとても大きな経験になることは間違い無いと実感しております。

世界中に友人ができたことで今後の海外旅行が楽しみになりました。そして、海外に友人がいるということはちょっとした自慢にもなります!

また、こうした仲良くしていた友人とはすでに日本で会う話を進めています。如何にして充実した時間を日本で送ってもらうべきか考える事がすごく楽しみになっています。来てもらったら今度はこちらから出向いていかないとですね。

留学期間中、私は語学力を伸ばすため、世界中の文化を理解するために日々時間を無駄にしないよう生活してきました。そして、理解を深めると同時に日中友好協会からの派遣学生として日本の発信も積極的に行なってきました。感触として中国をはじめるとする多くの外国人に日本を知ってもらういい機会になり、良い印象を与える事ができたのではと思います。私自身日本の良さを改めて理解することもでき、とても満足しております。日本発信はやはり外国にいた方がやりやすいです。しかし、日本にいるからといってできないわけではありません。在日外国人により日本の理解を深めてもらったり、留学時代に知り合った友人とこまめに連絡を取り合い、お互いの国について発信することもできます。Hellotalkという語学アプリを使って発信することも可能です。したがって私はその場その場に置かれた環境に合わせて発信の方法を変えながら更なる友好活動を進めていきます。

以前の留学についてお話ししますと、現地でできた友人とは4年経った今でも連絡を取り合っています。たまに現地のお菓子や食べ物を送り合い理解を深めたりしています。グローバル化が進んでいるおかげで、インターネットや店舗でも世界のお菓子や食べ物を買う事ができたりします。しかし、現地のローカルフードとなると意外と知られていない美味しいものもあったりします。そうしたものを紹介し合うことで、よりお互いの国に興味が湧きます。

私はこのようにして友好関係を大切にしながら日本の発信も続けています。今でこそ、コロナが世界中で蔓延しているため、なかなか海外に旅行などできませんが、必ず耐性ができて人の移動が元通りになる日が来ます。その日まではじっと我慢し今出来ることを続けていきたいと思います。

ここまで中国以外の海外に興味が持てたのは、こうした留学を通してのことです。世界にはまだまだ知らないことが沢山あります。理解を深めるための行動の1つが留学です。

以前のレポートでもお話しした内容になりますが、行動するのに遅いなんてことはありません。是非思い立ったら行動してみて下さい。やらず後悔よりやって後悔という言葉はまさにその通りだと思います。

こうした私の毎月のレポートが、皆さんの留学へ行く後押しになったらと考えております。(大村光輝 南開大学 2020年)

写真の食べ物はスウェーデン人から頂いたお菓子

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。