北京語言大学のオンライン授業は25人で、現地で授業を受ける学生も

・大学について

平日は毎日授業がありますが、必修科目と選択科目があります。必修では文法、会話、リスニングといった総合的な学習をします。私は選択科目の中でライティングと中国の地理の授業を受けています。地理の授業では中国各地の観光名所や歴史について学ぶのですが、固有名詞の大体が日本語でも知らないものだったりします。日本語で把握して、中国語でなんと言うか知ることが多いので、最初に中国語から知るのが新鮮で、興味深いです。

実際に授業が始まるまでは1時間や2時間、ずっと中国語で授業を受けることが出来るのか不安でしたが、慣れてくると苦ではなくなりました。私の課題であるリスニング能力向上の小さな一歩でしょうか。

必修科目での私のクラスは25人程くらいです。というのも、私はオンライン授業ですが現地で授業を受けている人たちもいるので教室がどんな様子なのか正直あまり分からないです。もしかしたら顔を見たことのないクラスメートもいると思います。

オンライン授業を受けている人も半分くらいはいるので、先生も頻繁にオンライン勢に話す機会を与えてくれます。とは言っても日本にいて、中国語で人と話す機会が少ないためクラス内で4人組を作り、決まった話題に関する意見を録音して共有する機会があります。以前中国人は音声でメッセージのやり取りをすると聞いたことがあったのですが、自分でやってみるとなんと便利なことか!文字を打つには長すぎる文章が簡単にやり取りできることを知りました。

実は教科書を持っていないので先生から配られた電子書籍をスクショして印刷しています。管理が大変なので教科書が欲しいです。

・授業がないとき、休日の過ごし方

日本にいるので参考にならないかもしれませんが、授業録画を見たり課題をすることが多いです。個人的には提出期限が早く、録音課題が多く感じます。(大塚萌々 北京語言大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。