日常生活で中国語の練習ができるのが留学の魅力

Ⅰはじめに

日本へ帰国してからまもなく二ヶ月が経とうとしている。2月初旬に学校から授業が始まる時期が延期と通知があった。未だにいつ始まるなど分かっていないが、3月28日に留学ビザが一時停止になり、しばらくは中国に行けず授業が始まっても参加できないと予想される。また二月中旬に自分で勉強するようにと通知が来て必須科目がネットから無料で教科書を見られるようになった。週に8時間のみ先生に質問できる。3月からはチャットのみの質疑応答がビデオ通話で先生に質問できるようになった。
本レポートでは前期の留学中に中国語を勉強していた方法を述べていく。現在は、学校の教科書の単語を覚えるなどの勉強をしている。

Ⅱ中国語の勉強方法

中国語を日常的に触れることが良い勉強方法と考える。日本語ができない中国人の友達を作ることが中国語の勉強をする上で良い環境である。全文中国語のチャットになることにより、相手の文章が分からなければ調べ、送る文章も調べながら書くことになる。よって調べる習慣が自然と身に着く。また、チャットでのやり取りは時間をどれだけかけても問題がなく気軽にできる。最初はこのようにして日常的に中国語を使う環境を作った。日中交流会に何回も参加して友達を作った。

また、日中交流会に参加する中国人は、日本に興味がある人達が多く会話に長く続くやすい。
また、仲良くなると食事を一緒したりする機会がある。そこで会話の練習が生まれる。また、自分のレベルも知ることができる。私の場合は、チャットが出来たとしても、直接の会話は全く聞き取れず、発音が悪く聞き取っても貰えない。親友になると、お互い伝えたいという気持ちが強くなり、お互い聞き取れるまで何度も単語を発音したり、文字にして伝えたりとしていた。
また、クラスメイトは学食で隣の席に話しかけてスピーキングの練習をすると言っていた。

日中交流会の知らせがSNSで拡散されている

日中交流会の集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

仲良くなった中国人とみた学校内の湖

 

 

 

 

 

 

 

冬には学校内の湖がスケートリンク場になる

 

 

 

 

 

Ⅲ終わりに

上記に述べたように中国語を勉強するには、中国人の親友を作るのが良い。よく外国語を勉強する一番有効的な方法は恋人を作ることと言われるが、その通りだと考える。しかし、恋人に限らず同性の親友を作っても良い。(山﨑千咲 北京大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。