ヨーグルトはストロー、牛乳は常温が中国スタンダード

Ⅰはじめに

前期が終わり、もともと日本に帰る予定はなかったが新型肺炎が中国で流行り出したため、日本へ一時帰国している。学校が始める日が延期され、今はいつ始まるかの通知を待っている。
中国留学中に、大きく面白い、変わった経験といえるような出来事は無いが、留学前に地元に住んでいる時では見かけないと思うことはあった。今では中国の環境に慣れて普通に思えることだが、少しでも感じた日本との違いに面白い、変わったことを紹介していく。

Ⅱ面白い、変わったと思った事

中国に到着して一番初めは街並みが日本と違うと気付く。人や車の多く感じ、車線が14車線もある。また自転車の二人乗りを見かけるが日本では見たことがない乗り方をしていたりする。寮に入るには、顔認証を行う。部屋に入るには、カードキーが必要でシャワーや洗濯機を利用するにもそのカードが要る。買い物をする時は、基本現金を使わずWECHATPAYもしくはALIPAYで決済し、現金を使っている人は観光客以外見かけたことがない。

また、ご飯時になると寮の前にはデリバリーの配達の人を3、4人は必ず見かける。ヨーグルトはスプーンではなくストローで飲み、牛乳は常温で売っている。また、月に2回程道を聞かれるなど何かを聞かれることが多い。電車に乗る時は荷物検査がある。寮の近くの塾の前には、孫を迎えに来ている祖父母らしき人が待っている。冬になると、学校内の湖がスケートリンクになりスケートをすることができる。また、外は寒いが室内は暖房で暑く上着の中には薄着する人が多い。

14車線ある道路

観光地だと当たり前のようにこの光景がみられる

 

学校内の湖がスケートリンクになっている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ⅲ終わりに

上記に述べたことは、私自身が日本ではあまり経験することがなく単純に新鮮で面白いと思ったことである。中国のどの駅内でも荷物検査をするなど日本と比べて警備が強化されていると感じる。新型肺炎は流行り出すと、食堂前、寮の出入りは体温を測るなど徹底している。両親が共働きの家庭が多いため祖父母が子供を迎えにいくことが多い。また、顔認証システムがありキャッシュレスが主流でありIT化が進んでいるような印象がある。なぜこのような違いがあるのか考えてみても面白いだろう。(山﨑千咲 北京大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。