留学中は勉強以外に運動をするのも大切

Ⅰはじめに
留学生活の2カ月目が終わろうとしている。この二か月間で、1人で、どのように物を買うのか、どこで食事をするのか、どこで遊び・運動できるのかを把握できるようになった。そのため、生活する上では何不自由なく過ごしており、留学生活も慣れようとしている。授業では、授業内では完璧に内容が理解できず、ついていくのに必死である。また、二週間後には中間テストがあり、テスト勉強に追われている。

Ⅱ平日の過ごし方
授業は8時から17時の時間帯内にある。月曜日だと8時から10時までの一科目だけ授業があり、授業後は寮で宿題をしている。お昼はデリバリーを頼み寮で食べる。その後は17時まではHSKのテスト勉強をしたり、中国の映画・ドラマを見たりしている。17時以降は食堂でご飯を食べ、その帰りに2時間程ジョギングやバスケットボール、バドミントンなどの運動をしている。勿論、日や曜日によって異なるが、一日の流れとしては同じである。

バドミンをしている様子

バスケットボールをしている様子

 

 

 

 

 

 

Ⅲ土日祝の過ごし方
土日は外へ出掛けることも少なくない。中国人の友人と天安門や故宮、博物館、香山に登ったりして過ごしている。また、日本から遊びに来た友人と万里の長城も観光した。出掛けると北京の歴史や魅力を感じることが多い。隣国である中国と日本は歴史的に深い繋がりが持っているため、博物館などは日本という文字をよく見る。中国語で説明が書かれており、中国語ができることは、中国への理解は当然ながら日本についての理解も深めることができ、土日は充実している。

香山から見た景色

万里の長城

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Ⅲ終わりに
部屋で中国語の勉強をすることは基礎を固める上で重要である。しかしながら、バドミントンなどの運動や外に出掛けることも気分転換なると実感している。さらに、部屋から出ることは中国語を実戦的に使う機会でもある。なぜなら、バドミントンしていると『対戦してくれないか?』と声をかけられることや、地下鉄で話していると、『日本語に興味があります。』と話しかけられることも少なからずある。こうした出会いは、部屋からでないと得られない。(山﨑千咲 北京大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。