入学手続きとクラス分けは困るので、事前に心構えを

Ⅰはじめに
留学して早くも一か月が過ぎようとしている。一週間目は入学手続きに追われ、二週間目から授業が開始した。その時間は大変濃く、困ったことも面白かったことも沢山体験し、時間はあっという間に過ぎていっている。

Ⅱ困ったこと
初めに困ったのが入学手続きである。留学以降、完全に自分一人で済まさないといけない初めの場面であった。留学前に提出書類は用意していたが、いざ提出すると書かれている以外の書類を要求された。要求されている書類が何なのか言葉が正確に理解出来ずに、日本語ができる人を探し、通訳してもらい乗り越えることができた。また、提出書類で困っている人がいれば教え、お互い情報を交換し合い、入学手続きを無事終わらすことができた。
次に困ったことは、授業のクラス選びである。授業はリーディング、スピーキングが必修科目、私はライティングが選択科目として受講していた。全て中国語で授業されるので、教科書の本文が簡単であっても先生やクラスメイトが話していることが全て分からず自分に合っているクラスが分からなかった。

Ⅲ面白かったこと
留学生交流会、日本人交流会、日中交流会などの活動に参加した。色んな価値観を持っている人と関われることができる。それぞれの考え方や風習を知ることは新鮮であり面白みを感じた。特に恋愛話は世界全国共通なのか盛り上がることができる。また、日本へ旅行に行ったことがある留学生が多く、他国からどのように自国は見られているのか知ることも面白い。(山﨑千咲 北京大学 2019年)

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Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。