中国と日本の違いで、水回りの清潔さは決定的

日本に帰国し約3か月が経ちました。未だ中国に戻れる目途はたっておらず、現在は日本国内でのコロナウイルス拡大が深刻化してきました。3か月前は中国に住み、中国語やその土地の文化、雰囲気、世界中から集まった学生と共に学んでいたことが懐かしく感じます。

華東師範大学では、言語生もオンライン授業が始まりました。私は、秋学期に入学を延期する申請を出したのでこのオンライン授業は受けていませんが、自分で出来ることから中国語の勉強を続けています。留学生事務室の先生方は、中国のSNSであるwechatでの公式アカウント内で世界のコロナウイルス事情や中国語に関する情報の共有などを発信してくれています。このような緊急事態の時でも迅速な対応を行ってくれている点も含め、改めて華東師範大学の良さを実感しています。

さて、私が中国の上海に留学し様々な経験をする中で、日本と似ているところ、異なるところ、日本で過ごしていたままだと当たり前と思っていたことがいくつかあります。

まず、水回りの環境です。日本の水回りの衛生面、清潔さはとてもレベルが高く、中国の環境に慣れるまで時間がかかりましたが、これも違いを経験するいい機会だと思えるようになりました。

また、中国はキャンパス内の寮に先生やその家族が住んでいる点が、日本で通っていた大学と異なる点であったので、とても驚きました。そのため、キャンパス内の食堂では、小さな子供からお年寄りまで幅広い年齢層の人々が居て、日本と違う環境を体験することが出来ました。上海と日本の気候はとても似ていて、四季があります。上海と日本の四季を比べてみるものおすすめです。

写真は、クリスマスに先生がくれた中国のキーホルダーです。観光地では実際に、自分の名前や文字をこのような花のようなデザインで書いてくれるサービスもあります。(宮川穂乃佳 華東師範大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。