中国で最近はやっているものはやはりネット通販の「タオバオ」だと思います。
今月の上旬のちょうど11月11日にタオバオの大型セールがありました。地下鉄の壁や街、ショッピングモールには大きなタオバオのポスターが張り巡らされて、テレビ番組には中国の有名な芸能人が勢ぞろいしていたり海外からハリウッドスターがきてテレビ出演するなど、中国の一つの祝日のような感じがしました。私はお金を節約したかったので少し安くなったシャンプーやリンスなど日用品しか購入しませんでしたが友人にはこの機会にと化粧品や機械製品を大量に購入している人もいました。
また、11月10日の授業で先生がセールでいろいろなものが安くなるけどそこまで変わらないものもあるからお金を無駄遣いしないようにねという風に言っていたのを聞き、このイベントは中国にいる外国人、留学生にも熟知されているとても大きなイベントなんだと感じました。また、来月12月12日にも大きなセールが予定されているので又その時も中国が大きく動くのかと思うと楽しみです。
また、今回のテーマとはそれますが、今月の11月19日から22日まで北京語言大学で河南省漯河市に旅行に行きました。これは漯河市が北京語言大学の留学生を特別に招待してくれためったにない機会でした。漯河市は漢字の発祥地で漢字発祥の博物館や漯河市の展示館、小学校に行って色々な体験をしました。特に印象に残ったのは小学校見学です。中国の小学校はとても大きく、教室も日本とはちがい数えきれないくらい多く、いくつかの授業にも参加しましたが、剪纸や国画、书法など中国の伝統文化の授業も充実しており子供世代にも文化を伝えていてとても感心しました。(田中桃子 北京語言大学 2019年)