早いもので留学に出発した日から間もなく一年が経とうとしています。まさか新型コロナウイルスの影響でこんなことになるとはというのが帰国後毎度レポートを書く際に感じる率直な心境です。
さて今回のテーマは今後留学する人たちへのメッセージということなのですが、今秋どのような形で新学期が始まっていくのか私は定かではない(ちなみに東華大学はオンラインでの授業になるらしい)ので現地とオンラインの両方を通して感じたことを書いて、メッセージと代えさせて頂きたいと思います。
まず現地ですが、今のところこれに勝るものはないのかなと感じています。授業面ももちろんですが、その土地で生活していくことはとても重要なことだと思います。マイナス面で言えば日本と同じ水準で暮らすにはお金がかかります。日本はやはりとても清潔です。
次にオンラインですが学生の人数が少なかったです。今後は変わっていくのかもしれませんが、私の時は6,7人の学生に対して2人の先生が付いてくれていたので授業の密度は濃く、先生方も親身に力を注いでくれました。ただ授業時間が教室での授業に比べ格段に短くなったので、予習、復習、課題といった授業以外にかける時間をコントロールしていくのが私はとても大変でした。
このような簡単な文章ではありますが、私が両方を通じて感じた、あくまで個人的な、利点と欠点です。参考になるかどうかわかりませんが、もし他にも何か気になったことがあれば気軽に聞いていただければと思います。
今回短い期間ではありましたが私は留学することが出来てとても有意義に過ごすことができたと思います。ただ人によってもちろん感じ方の差はあると思うので、一つの意見として今後留学を考えている方々に受け止めていただければと思います。(佐藤大介 東華大学 2019年)