今回は私の暮らしていたまちの特徴、自慢について書いていきます。私は上海にある東華大学に留学していました。
まず、上海は外灘や豫園などの歴史ある建物と上海中心や東方明珠電視塔といった近未来的な建物が融合した世界的な金融都市で名が知れていると思います。上海にはこのような建物以外にも有名な観光地が数多くあるので、今の状況が落ち着いたら、まだ行けていない場所や見てみたい建築を見に行く計画を既に今から立てています。また、外務省の発表によると中国内では在留邦人の数が一番多い都市が上海だそうです。確かに多くの日本人が住んでいるので、生活がしやすい面はありました。
次はもうすこし範囲を小さくして考えてみました。私の暮らしていた近所には三つほど公園があったと思います。私の一番のお気に入りは東華大学のほぼ正面にあった天山公園です。中国全土?で見られる集団ダンスや、体操、太極拳等々の中国名物?をここでも楽しむことができました。公園自体があまり大きくなかったので、歩きやすいこともお気に入りポイントでした。
最後にもう一つ、思い返してみると私の暮らしていた寮の徒歩圏内には多くの気分転換ができるスポットがありました。特にお酒を飲んでリフレッシュしたいときは日本人街が近くにあったので、日本式居酒屋に行くことや、韓国式の居酒屋やアイリッシュパブに行くこともありました。その中でも一番のお気に入りはやっぱり天山公園です。正確には夜の天山公園内のベンチです。正面に見える趣のある池と水墨画のような草木、右手側にある素朴な建物はまるで蘇州にいるかのような水郷の雰囲気を感じさせてくれます。写真がないので、上手く伝えることが出来ないのですが、とにかく静けさを感じられる場所だったのでとても気に入っています。
以上が私の感じた、暮らしていたまちの特徴、自慢です。今後中国への留学を考えている方々の参考になれば幸いです。(佐藤大介 東華大学 2019年)