留学後のキャリア選択
折角、中国留学に行ったのならその語学力や国際感覚を活かせる仕事に就きたいと考えるのが普通ですよね。しかし語学はあくまで仕事における手段でしかありません。
※例えば料理人になる方の多くは、美味しい料理を作ってお客さんの喜ぶ顔が見たかったり、自分の得意なことをやって活き活きと働きたい。という想いで料理人を目指すのではないでしょうか。
「包丁を使いこなしたい」から「魚の捌き方を身に付けたいから」で料理人になるわけではなさそうですよね。
このように仕事を通じて「何をしたいか」や「どんな自分でありたいか」の方が働く上では重要なことです。
①自己分析を行いましょう。
→まずは進路について「自分で納得できる」レベルを目指していき、
徐々に「他人を納得させられるレベル」を目指しましょう。
自己分析のフェーズ毎にオススメのツールや手法は別記事でご紹介します。
②業界・企業分析を行いましょう。
→「なりたい自分」、「誰と何をしていたいか」を実現できる職場はどこか?
自己分析や企業分析を終えて「軸」がはっきりしてきたら、
最後は軸に沿って企業に応募していくフェーズです。
留学での経験を活かした仕事の一例
①語学を武器にした仕事を選ぶ。
→通訳や語学学校の先生、語学スキル必須の外資系企業、総合商社やメーカー、海運など。
海外出張や海外の支社とのミーティングが頻繁にあるようなグローバルな環境で、
自分の語学力を磨きながらもキャリアを積んでいきたい方には魅力的な環境かと思われます。
実際に働いている環境をイメージしてから就職を決めないとミスマッチになってしまいますので、
身近にいる「外国語を使って働く人」にインタビューを頼んでみるといいと思いますよ!
②住む地域を変える。
→住む国、働く国は今や日本だけに止める必要はありません。
留学して好きになった国があるのなら日系企業の現地採用で応募したり、
はたまた現地の企業に応募してみるのも一つのやり方かもしれません。
将来的に日本に帰ってくることになったとしても、
海外で働いていた経験はきっと貴重な経験として評価されるでしょう。
③「●●×海外」で仕事を選ぶ。
→例えば「キャリアカウンセリング×海外」や「コンサルティング×海外」など
他に自分が関心のある分野と海外の軸の掛け合わせで仕事を探す考え方です。
どこまで「掛け算する要素を増やす」か、「それぞれの比率をどうする」かによってその人の独自性を出しやすくなります。
海外志向の強い方にとっては王道のキャリアではないからこそ、
自分ならではのユニークな生き方になりやすいかもしれませんね。
ここまで大まかに例を挙げてきましたが、
やはり「どんな企業でなら自分の留学の経験を活かせるのか・・・?」という疑問は
自分の頭で考えているだけでは中々答えが出しにくいですよね。
実際に選考を受けてみて、その企業の人事や現場の方と話をする中で自分の考え方が徐々に研ぎ澄まされていくと思います。
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そこで海外留学を経験した方に筆者がオススメしているのが CFN(Career Forum.Net)主催のキャリアフォーラムです。
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わずか数日で内定が出てしまうこともあります。
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