中国で流行っている歌で中国語を学ぶ方法

留学中に見つけた独自の中国語勉強法

その日の授業の内容を、出された課題や教科書で復習するのが中心でした。それに加えて前日の課題の間違えた部分の直しや、次の日の授業の予習もしていました。具体的に言うと、文法や単語を見直したり、リスニング問題や教科書の本文のCDを流し、書き取りや発音の練習をしていました。

その他、私がはまっていたのが中国で流行っている曲を歌えるように練習することです。
中国の音楽アプリをインストールをして、ランキングの上位を歌詞を見ながら何回も練習していました。歌うとなると、速かったり漢字の読み方がわからず上手く歌えなくて結構苦戦しました。でも、メロディーがあるので本を読むことより楽しんで続けられました。友人とカラオケに行く約束をしてその日までに絶対に歌えるようになろう!とモチベーションをあげていました。実際にカラオケで歌えるとすごく嬉しいし、知らなかった漢字や言い回しも歌を通して自然と身に着いてくれます。日本の曲も、多く中国でカバーされているのでそれを練習するのも楽しかったです。

中国の音楽アプリで、このように歌詞を見ながら練習しています。  これは、日本の曲の「TOMORROW」のカバーです。

中国のKTVに行った時です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとは、留学は実践することが出来るいい機会なので多くの人と会話をするように心がけていました。日本語学科の中国人の友人がいてよく遊んでいましたが、彼らの日本語が流暢すぎてどうしても日本語での会話が多くなっていました。だから同じレベル、もしくは全く日本語が話せない中国人とも積極的に関わるようにしました。長時間遊んだときは会話に必死でとても疲れますが、いい時間を過ごしたのが身をもって感じられます。また、留学生同士で会話するときは授業で習ったところの単語や文法をお互いが使うのでいい復習にもなりました。

留学生の友達とご飯を食べに行った時。
中国語でいろいろな話をして本当に楽しかったです。

今は実践的な練習は出来ませんが、半年間の勉強してきたことを無駄にしないよう、CDをよく聞くことを意識しています。また、気持ちを引き締めるためにHSKの予約をし、それに合格できるように問題を解いています。いつ留学が再開できるのだろうと不安な気持ちが大きいですが、怠けずいつ戻れても前よりレベルアップできるように準備しておこうと思います。(後藤真由子 雲南大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。