困ったこと
私が留学を始めて困ったことは沢山あるのですが、その中で1番困ったことは入学手続きです。日にちを指定されただけだったので、何時にどこの場所に行けば良いのか全くわかりませんでした。日本にいる時に事前にメールを送って質問をしましたが返信がなく、昼頃に行ってみるとオフィスは開いていませんでした。係りの人に2時間後にまた来てと言われたのでその時間に行くと多くの留学生でいっぱいでした。ただ入学通知書とパスポートを見せれば終了だと思っていましたが他にも多くのやらなければならないことがあり、中国語も英語も堪能ではない私はとても苦戦しました。これが初日の出来事だったので、かなり心が折れたのを覚えています。
私の地域は日本人はほとんどいないため助けを求めることもできませんでした。しかし、周りの優しい先輩の留学生の方やオフィスの方が何度も助けてくれたため何とか1週間ほどかけてすべての手続きを完了できました。メディカルチェックは日本で3万円程のものを受けたのですが、提出に行ったらこの病院は中国に承認されてないと言われ、もう一度全部受けることになりました。もっときちんと確認しておけばよかったと思いました。空港や銀行、警察署など様々な場所に行ってどれも大変でしたが、周りにいる人が各所で助けてくれて結構恵まれていたのかもしれないと感じます。上手に話せなくても自分で行動を起こして話しかけてみることが大切だし、困った時は誰かに助けを求めれば良いのだと分かりました。ご飯に関しては美味しくて良かったのですが、ほとんど辛いので少し困ってます…。食堂では沢山の中から自分の好きな料理を選べるので毎日楽しいです。
面白かったこと
私の大学の近くには湖があるのですが、朝や土日に行くと多くの人がいます。散歩やジョギング、太極拳などしていて日本よりも健康に気を使っている人が多いと感じました。教科書で学んだ太極拳を初日から生でみれて感動しました。また、大学に入ると学生じゃない人が記念撮影していたりベンチで休憩しているのには驚きました。
交通手段はバイクが多く、横断歩道や信号が少ないので様子を見ながら渡らなければいけません。はじめは怖かったけどすぐに慣れました。バイクで3人乗りを体験しましたがスリルがあってとても楽しかったです。留学に来て感じるのは、中国は日本よりも自由で、モバイル決済など生活に便利な技術が発達している国だということです。全てが日本とは違って、初めての経験ばかりで毎日刺激をもらっています。新しい文化に触れるととても面白いです。これからも沢山の発見をしていきたいです。(後藤真由子 雲南大学 2019年)