大学の特徴
復旦大学(ふくたんだいがく)は、上海市楊浦区にある国家重点大学であり、17学院(日本の学部に相当する)、69の系、73の専攻科を有します。
学生数約3万5千人を誇る大規模校で、有名大学がひしめく北京に次ぐ第2の都市「上海」にキャンパスを置き、北の北京大学・南の復旦大学とも並び称されるように、その知名度と影響力は中国国内では絶大です。
自然豊かで広大なキャンパスと長い歴史を持つ名門校で、中国では毎年高考での偏差値がトップ5位以内でないと入れない超難関大学の1つです。(日本で言えば大阪大学みたいなイメージでしょうか。東京に次ぐ第二の都市にある超難関校なので、位置付けは近いかもしれません。)
元々は1905年に「復旦公学」として創設された歴史ある国立大学で、その後近隣の様々な大学群と統合を重ねて大きくなってきました。2000年には上海医科大学と合併し、各分野の学部学科を擁する研究型の総合大学となって、現在に至ります。
短期・長期中国語コース、進修生コース、本科・大学院コースなど様々な形で留学生に対する学びの機会を提供していることから、留学生からの人気が非常に高く、これまで留学生の受け入れを積極的に行って中国語教育や本科教育を行ってきました。
留学生の在籍規模は総合大学の中では全国トップとなっており、コロナ前の時期は毎年7000人ほどの留学生が訪れていました。
你会的コメント
中国人なら誰もが知る、そして誰もが羨む中国最難関大学の一校で、上海では上海交通大学と復旦大学が最も優秀な2校だと言われています。
復旦大学で最も有名な校舎に留学生が授業を受けている“光华楼“という校舎があり、「自然と調和したキャンパスにそびえ立つ、近代的な美しいビルで授業が受けられる」という特権付きの超オススメ校です!
よく先輩留学生からの声として「留学生がとにかく多く、留学生同士では英語を使う機会が多いため、英語の勉強にもなる学校」だと言われることがあります。また、日本人留学生がとても多いので、初めての中国留学で不安な方にとっては、日本人の友人も作りながら安心して勉強に打ち込める環境だと言えます。
基本情報
歴史・沿革
1905年:私立の復旦公学として創立された。
1917年:私立復旦大学と改称。
1937年:日中戦争が勃発し、重慶にキャンパスを移転。
1941年:私立から国立大学に変更。
1946年:戦争の終了に伴い、キャンパスに上海に復帰させる。
1954年:復旦大学は二流の大学から全国最先端の国家重点大学となる。
2000年:上海医科大学と合併して医学部を設立。
大学の校訓
博学而篤志、切問而近思(幅広い知識を学び、志を高く持ち続ける。当事者意識を持って真剣に向き合い考え続ける)
生徒数
在学学生人数:約40,000人
住所
上海市楊浦区邯鄲路220号
※近くに上海財経大学、華東理工大学、華東師範大学がある。
学校サイトURL
留学生活情報
復旦大学内には1,530人の留学生を収容できる留学生寮があります。
初めて中国へ留学する学生にはまず大学内の寮生活をお勧めします。同居人との生活で中国語を勉強することができますし、家賃も比較的抑えめで暮らせるので生活に困ることがありません。浮いた生活費を旅行や友人との交際費に充てて留学生活をより思い出深いものにしましょう!
復旦大学 公式学生寮HP:https://iso.fudan.edu.cn/isoenglish/16212/list.htm
過去の留学生の記事にもよく書いてありますが、留学生寮はすぐに空きがなくなってしまうことがあるようです。過去の留学生から現地に住んでいた人ならでは生活情報を聞き出し、先手を打っていく必要があります。情報収集や行動はお早めに!
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