上海の華東師範大学は留学生に慣れているという特徴が

今月のレポートテーマは、「留学している大学の特徴・自慢」です。自分の大学が大好きな私にとって、これ程までに嬉しいテーマはありません。中国留学を志す皆さんに、少しでも参考になる有益な情報をお伝えできればと思います。

華東師範大学

 

 

 

 

 

 

 

 

私の留学している大学は、華東師範大学。中国最大の国際都市、上海市に位置します。華東師範大学の最大の特徴は、留学生プログラムに大変力を入れているという事。そして、その様な取り組みの成果として、世界各国から多数の留学生が集まっているという事です。

留学プログラムに力を入れている大学の最大の特徴。それは、「留学生の対応に慣れている」という事です。

例えば、私の大学の場合は、クラス担任の先生とは別に、奨学金留学生担当の先生、留学の事務手続き担当の先生等、学習面以外の生活をサポートする先生がいます。入学手続き、クラス変更、学費の振込等、留学生が躓きやすい諸手続きに関して、専門に担当する先生のサポートがいつでも受けられるのです。実際に、私も入学手続きで問題が発生した際、お世話になった経験があります。

また学習面に関しても、定期的にクラスの難易度評価が行われたり、大学独自の文法テキストを発刊し世間で話題の言葉を取り入れたり、と留学生の中国語学習に関するメソッドが確立されているなと感じることが多々あります。

このような特徴は、留学に力を入れている大学ならではのメリットです。上海市の場合は華東師範大学が有名ですが、北京市の場合であれば北京語言大学なども有名です。

反対に、留学生活の全てを自分一人でやり遂げてみたい!と感じている方は、留学生の受け入れが少ない大学を選択するのもひとつの手だと思います。

そして、最後になりましたが、我が大学、華東師範大学は、生徒同士の仲が良く、先生も素敵な方ばかりで、毎日を本当に楽しく過ごせる自慢の大学です。華東師範大学という道を選んだなら、必ず楽しい留学生活が待っていると保証できます。また、私の場合の華東師範大学の様に、中国留学を志す全ての方が、毎日を楽しいと思える素敵な大学に出会える事を祈っています。頑張ってください。(明石愛理 華東師範大学 2019年)

授業後、笑顔で記念撮影をするクラスメイト

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。