ひとりYoutuberごっこという中国語勉強法とは?

華東師範大学の春学期が始まりました。秋学期の1-4クラスとはお別れし、春学期は1-5クラスで過ごします。1-5クラスは、日本・韓国・英国・イタリア・アイスランド・アゼルバイジャン・マダガスカル・エジプト・イスラエルから、16名の生徒が集まった、超グローバルクラスです。

秋学期の1−4クラスは、日本・英国・アイスランドと、島国出身者ばかりが集まった為、「チーム島国」「おとなしいクラス」等と言われてきました。ところが、1−5クラスは、1-4クラスとは真逆、「騒がしすぎるクラス」です。クラス中、質問・発言が止む事がありません。グループワーク中、無言の時間が訪れる事も一切ありません。明るく、面白く、多様性を持ったクラスです。春学期も、この様に恵まれたクラスで過ごせる事に感謝を忘れず、目一杯楽しみたいと思います。

春学期阅读课のノート

 

ノートの中身 中国語でメモを取ることの方が多いです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今月のレポートテーマは「中国語の勉強法」です。実は私は、現在就職活動をしており、中国語学習に十分な時間を割けないという現状にあります。この様な状況でも、語学力の向上を諦めるわけにはいきません。そこで、普段私が実践している「ながら学習法」をシェアしたいと思います。

忙しい私の秘策、それは「ひとりYoutuberごっこ」です。料理・着替えをする傍ら、Youtuberになりきって、中国語で作業工程・状況を説明します。恐ろしく馬鹿げた方法であると感じられたかもしれません。しかし、日常的に中国語で思考する事で、実践的な中国語が身につきます。また、できる限りネイティブに喋ろうと意識する事で、中国語のイントネーションの波(法則)の様なものを掴むことができるのです。忙しい私にとっては、この上なく最適な方法であると言えます。

Youtuber学習のため、自宅の至るところにカンペが

 

 

 

 

 

 

 

 

また、少し余裕のある休日には、中国に関する新書を読む事を心がけています。実践的な能力と、知識。どちらも中国語の学習に欠かせないという事は、理解しているのです。いち早く渡航制限が解除され、中国へ渡航できる様になる事を願いつつ、今は、地道に能力と知識を身につけたいと思います。(明石愛理 華東師範大学 2019年)

最近読んだ新書

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。