1月5日、華東師範大学の秋学期が終了しました。現地留学の望みは叶わず、とうとう留学の半分が終わってしまった形です。秋学期の成績も発表されました。留学開始時には、自己紹介もままならなかった私が、半年で良判定をもらえる程に成長しました。中級クラスでの良判定ですので、留学前の私からは考えられなかった快挙です。とても嬉しく思います。
さて、今月のレポートテーマは“中国人との交流(出会い方、交流の仕方)”です。現在も、現地に留学する事はできていませんので、実際に会って交流した経験はあまりお話しできません。そこで今回は、オンラインで中国人と交流する、中国語を学習する方法をご紹介したいと思います。
それは、“Hello Talk”アプリの活用です。”Hello Talk“とは、学習したい言語のネイティブスピーカーとチャット・通話ができるアプリケーション。私の場合なら、中国語のネイティブスピーカーと繋がることができます。また、繋がる中国人は、日本語の学習を望む中国人に限定されているので、オンライン上ではありますが、簡単に友人を作ることができるのです。
ちなみに、中国語でネット上の友人は”网友“,ネット恋愛は”网恋“と言います。中国は、ネット友人やネット恋愛に対して、日本ほど抵抗が無い印象を受けます。ですので、アプリケーション上でも、友人を作るために積極的に動く必要はありません。中国語学習の初心者にはとても負担の少ない環境だと思います。
ところで、ここまでオンラインでの交流方法として“Hello Talk”をご紹介しましたが、自分の足で、友人と出会う方法も一つご紹介します。それは、中国現地に赴くことです。旅行でも、留学でも、日中友好協会が主催されている訪中団に参加するでも、どのような形でも結構です。渡航が可能になれば、現地に行ってみてください。考えているよりも簡単に友人と呼べる存在はみつかります。実際に私は、2019年12月の訪中団に参加し、素敵な友人達に出会うことができました。 前向きで積極的な一歩を踏み出すことの出来る人は、素敵な友人との縁に恵まれる人です。私も、留学前の積極性を忘れないように残り半分の留学生活を過ごしたいと思います。(明石愛理 華東師範大学 2019年)