中国のクリスマスイブにはリンゴを食べる

私はこれまでの留学を通じて中国人の祝日の過ごし方について新たな発見がありました。日本での授業や中国人の友達の話を通じて、中国では春節は盛り上がるが、西暦の新年はあまり盛り上がらないと理解していました。しかし、大学生及び若者の間では大きなイベントになっていて、多くの人が友達と集まりご飯を食べながら年を越したりしていました。さらに、クリスマスイブやクリスマスもにぎわっていたので、私にとっては驚きの光景でした。また、中国のクリスマスイブは、リンゴを食べます。しかし、私は1月の頭から期末テストがあったため勉強に追われる日々でした。

今月は、日本から大学の中国語の先生が北京まで遊びに来てくださって、一緒に北京ダックを食べに行きました。私が今年北京に来てから初めてちゃんとしたお店で北京ダックを食べました。清華大学の食堂の北京ダックもおいしいのですが、そのお店の北京ダックの味は格別でした。

さらに、この日は先生の授業を受けていた中国人の生徒2人と、中国の大学院を受ける予定の大学の先輩1人と中国で再会し、いろんなお話をしました。中国留学中のアドバイスや、先生のおすすめの劇や観光スポットを教えてもらいました。また、大学院に入るために頑張っている先輩や、中国人の友達の学校での話を聞いて自分も留学を頑張ろうという気持ちをより強めてくれました。先生が日本に帰国した後に、先輩と中国人の友達と連れて清華大学を案内しましたが、キャンパスが大きく移動するのが大変でした。

今月は、来月のテストに向けて勉強をしなくてはならないのであまり時間がありませんが、テストが終わったら旅行に行ったり、劇などを見に行ったりしたいなと思います。今の留学中に受けている授業の中に、中国文化と中国古典文学があります。その授業を通して、様々な歴史や遺跡、偉人について勉強してきたため、勉強してきたことを実際に自分の目で確かめるために、旅行などをしたいです。さらに、旅行の準備をする段階でより知識を深められたらいいなと思っています。(西嶋ゆい 清華大学 2019年)

ABOUT US
Ryohei ISHIZUKA京都府日中友好協会 青年委員会青年委員長
日本の最大手通信キャリアに勤務の後、中国系通信キャリアの日本法人に転職。現在は企業向けのグローバル人材育成を支援する会社でコンサルタントとして勤務。 また、若者のキャリア構築に関心があり、勉強している認知科学を応用したコーチング理論を勉強しており、これまで延べ100名以上のキャリアサポートを行なった実績があります。 内閣府主催「日本・中国青年親善交流」事業における2020~2023年研修講師を担当。2024年には日本・中国青年親善交流事業に参加。