時間が過ぎるのは早く、もう一学期が終わってしまいました。今学期では多くの中国人の学生と交流したと思います。まずどのように出会うかというと、交流会に参加することです。
私は大きく分けて二つの種類の交流会に参加していました。一つは学校内で放課後にある留学生と中国人の学生(主に将来中国語教師を目指す学生)との交流会兼勉強会です。大体ほとんどの学生が研究生で中国語を教えるのが上手でした。基本的に初級クラスの留学生は宿題を見てもらい、中高級クラスの留学生はみんなで輪になり会話をしながら言いづらい表現を直してもらったり、仲良くなった学生とは連絡先を交換して、その交流会以外の時間でも一緒に遊びに出かけたり、学校の行事に参加したりと交流を深めました。
二つ目は日本語を勉強している中国人との交流会です。私のいた北京では、北京の日本語を勉強中の中国人との交流会が多い時で週に一回開かれていました。そこでは学生に限らず、社会人の中国人や高校生など色々な世代の中国人と知り合うことができました。基本的には隣同士で中国人と日本人で座り、15分ごとに席替えをしてできるだけ多くの人と話せるように交流会を進めていました。
また、この日中交流会では普段の会話練習だけではなく月に一回程度で北京近郊での団体旅行も行っていました。さらにここの旅行は格安料金で行けるので私は11月に75元の1日天津旅行に参加しました。天津に行くバスの中でも交流会と同じように15分おきに席替えをして話しながら行き、天津についてからは自分たちでグループを作り自由に街を探検しました。その時友達になった首都大学の中国人の学生とは今でも連絡を取り合うぐらい仲良くなってとても楽しい思い出ができました。
今は新型コロナウイルスの影響で来学期がいつから始まるのかさえまだ未定ですが早期の解決を願っています。来学期もこのような交流会に沢山参加して中国語学習以外でも中国人の友人をたくさん作りたいと思います。(田中桃子 北京語言大学 2019年)